先週(2022年11月9日)、私がSNSでつぶやいた十字形(面積6)の裁ち合わせパズル
面積5の裁ち合わせパズルは紀元前からあるものなので有名ですけど、
面積6の裁ち合わせパズルはあまり知られていないのではないでしょうか?
しかも、
最少ピースでは曲線を使うという奇想天外なアイデアが入ってことが素晴らしいですね。
え?
「曲線の部分があやしい」ですって?
そのようなことはありません。
下の図をご覧ください。
左はピンクのパーツの移動前(ズレる前)で、右は移動後(ズレた後)をあらわしています。
ピンクのパーツは円の一部で、黒い点を中心に回転しているため、きれいに円弧に沿って動いているだけなのです。
ちなみに、
正方形5つの十字形から同面積の正方形を作るときは十字形を敷き詰めればできますけど、この正方形6つの十字形のときは下のように敷き詰めればできます。
今回ご紹介したパズルは、
裁ち合わせパズルが網羅されている「Dissections : Plane & Fancy」(1997)にも収録されていないものなので、比較的最近に発見された方法ではないでしょうか。
あくまでもパズルを分かられている方 向けの簡単な説明になりましたけど、楽しんでいただければ幸いです。
もっといろんな形の場合を知りたいという方は、
イギリスのGavin Theobald氏のサイトをぜひご覧ください。
氏のストイックな研究がたくさん見ることができます。
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