パズルよもやま話

パズルよもやま話05(孤独の7)

パズルよもやま話

E. F. オドリング(E. F. Odling)が作ったパズル「孤独の7」。

虫食い算としてとても有名なパズルではあるのですが、今まで知られていた歴史に間違いがありました。

今までは、どの書籍やサイトにも、
「1925年、『Scientific Paradoxes and Problems』(科学のパラドックスと問題)に初めて掲載」
と書かれています。

しかし、
イギリスの月刊誌『THE STRAND MAGAZINE / AUTUMN FICTION NUMBER』(ストランド・マガジン)1922年11月号に、デュードニーが書いているコラム PERPLEXITIES(難しい問題) があるのですが、そこにある627番の問題が「孤独の7」なのです。これが初出です。

ちなみに、
「孤独の7の初出は1922年」ということの詳細を、
今年2023年4~5月頃日本パズル連盟から出版されるパズル雑誌『パズラバvol.7にコラムとして載せました。
書籍に初めて掲載される「孤独の7」の本当の歴史をぜひご覧ください。

 

コメント